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根尾の滝遡行記

−第6章−
『おまけの2滝(笑)』

林道を帰路につき、途中、唐谷滝、あかがねとよの滝に立ち寄る。道の駅小坂から再び長駆神奈川を目指す。 根尾の滝遡行記地図6 林道ゲート前駐車場
 14:30出発
唐谷滝前
 14:40到着
 15:10出発

道の駅小坂
 15:30到着
 さて、疲れも寒さもようやく一段落。帰りの車内は当然感想戦である。瀑岐氏車は行きと同じ瀑岐氏&れ〜ちゃん女史夫妻とえーちゃん氏、あじゅである。やがて、車は途中の唐谷滝、あかがねとよの滝前で停車。かねての予定通り、おまけの2滝に寄る事となった。林道がやや広くなっている路肩に4台を止め、それぞれに身支度である。根尾とは違い、みんなラフ(というか適当…笑)な感じ。
 林道脇の踏み跡を列をなして下りていく。既にあの登りを終えた足は疲れてガクガクだったが、心地よい疲れかも。下りていくとそこは雪原。右手にはあかがねとよの滝…って水が無い(笑)。完璧に枯れ果てたまさに「トイ」である。まるでボブスレーのコースのような半円のトイだけがあった。えーちゃん氏サイトで一時期話題となった「枯れ滝百選選定計画」はこの滝が発端だった事は知る人ぞ知る事実である。この時点でこれが更に「ハエ滝百選選定計画」に発展しようとは、えーちゃん氏もあじゅも想像だにしていなかった(笑)のだが、それはまた別の話。
 枯れたトイを後にして、右下へと下りていくと、今度は正真正銘の滝の音。唐谷滝である。根尾を見た後では比べるべくも無いこじんまりとした滝なのだが、これがまたすこぶるいい味を醸し出している名瀑なのである。落差は数mで、水量も普通なのだが、氷瀑というだけでこれほど美しいのか…。それだけではない造形美がある滝である。滝の落ち口部分で左右から成長した氷が癒着していて、あたかも氷の橋のようになっている。その橋下から飛び出すように、勢い良く滝が落ちている。周囲の氷の造形も秀逸で、滝の右側にはまるで束ねたカーテンのような独特なつららがある。左下流側にはまたつららの林があり、美しい。
二滝を示す看板
あかがねとよの滝…というか枯れ滝 ボブスレー? 唐谷滝 氷の橋 独特のつらら
 これほどの名瀑である。滝前に群がった滝○カ達は、根尾の滝前と同様の撮影合戦を繰り広げることになった。滝壷に入って撮る人、様々な角度から撮影する人…やはりみんな好きなのねぇ〜(笑)。例によって早々と撮影を終えたあじゅは下流のつららを撮ったり、霜柱を踏み荒らしたり(笑)、再びあかがねとよに戻って、滝壷(であろう場所…当然枯れている)にはまってみたり…遊んでいた。唐谷滝の詳細については、唐谷滝紹介唐谷滝ギャラリーあかがねとよの滝の詳細については、あかがねとよの滝紹介の方にも掲載済みですので、そちらもご覧下さい。
 さて、一通り撮影を終えた一行は再び林道へ。唯一下には下りないで待っていたれ〜ちゃん女史がみんなに何かを配っていた。それは…一口ういろう(笑)。岐阜生まれのあじゅである。懐かしさとともに含み笑い。ありがたく頂戴しながら、れ〜ちゃん女史と「ういろうは青柳だ」論で盛り上がった(爆)。えーちゃん氏に青柳ういろうの唄、「白、黒、抹茶、小豆、コーヒー、ゆず、桜…」について熱く解説(核爆)。もっとも、この日れ〜ちゃん女史がくれたういろうは青柳ういろうではなく大須ういろうだった(たまたま無かったらしい)。ともかく、懐かしい味を味わいつつ、しばし歓談。中京組の人はこの後温泉コースらしい。残念ながら、あっきー氏、えーちゃん氏、あじゅの親バカ3Aトリオは帰宅のことも考えて断念。いったん道の駅へと戻ることになった。
 道の駅までの帰路は、瀑岐氏&れ〜ちゃん女史と、えーちゃん、あじゅの子供の話で盛り上がった。えーちゃん娘の命名のゆえんをここで知った。あじゅ家の双子娘の話もした。いずれ瀑岐氏&れ〜ちゃん女史夫妻にも滝○カ二世が生まれることであろう…。少しなりとも参考になっていれば幸いだが。
 さて、道の駅小坂に戻った一行。親バカ3Aトリオはここで身支度。温泉組とはここでお別れである。帰りの運転は小刻みにジャンケンして負けた人が運転だぁ〜!などと相変わらずの徹夜明けテンションで盛り上がる。温泉組からはういろうの残りも含めた食べ物のおすそ分け(配給?…笑)を数多く頂いた。ありがたく頂戴していよいよ帰路につくことになった。今回、初めての人が多かった中京組の方々にはお世話になりました。会って、滝見して、去る…という慌ただしいオフになってしまったのが残念だったが、またどこかでご一緒出来たときにはゆっくりと…(^_^)の挨拶とともに、長駆帰還の途についたのであった。
滝に群がる滝○カの群れ
氷瀑も溶かす熱さ?
−番外編−
『帰還編』
 さて、帰路のエピソードを番外編としてここに記載します。残念ながら、従軍カメラマンあじゅのデジカメはこの時点で充電切れを起こしていたため、写真はありません。文面でこの帰路の更なるおかしなテンションの旅路が伝わるかは不安ですが…(^_^;)。
 最初の運転はえーちゃん氏。最初はジャンケン運転ゲームで帰還するはずだったのだが、結局しなかった。というのも、疲れ果てたあじゅが真っ先に爆睡モードに入ってしまったためである(苦笑)。国道41号に入って間もなく、女男滝あたりから記憶がありません。あっきー氏も少し眠ったようですが、あじゅは気がつくと、高山を通り越して既に平湯にいました。平湯は猛吹雪。当然、平湯大滝に寄るなんてことも出来ずに、直帰です。
 長野県側に入って、吹雪がやんできた頃にドライブイン。ここで駐車して休憩。ここからはあっきー氏の運転である。今度はえーちゃん氏が爆睡モード。行きと違い、動く車で眠るのは苦手と言っていたえーちゃん氏も、疲れ果ててすぐに眠った。あっきー氏と感想を交わしながら進むと、すぐに渋滞につかまった。おいおい…マジかよぉ〜(T_T)。ここから一時間程度、松本付近に出るまでは渋滞が続きノロノロ運転だった。ま、お陰であっきー氏とかなり多様な話題で話せたが。
 松本についてそろそろ夕食時。あちこちレストランや回転寿司等を物色しながら彷徨い、結局ファミリーレストラン風の店に落ち着いた。えーちゃん氏も起き、入店。皆、疲れ果てている。席についてしばし無言(笑)。メニューを決めたが、昨晩からほとんどまともな食事をしていない一行。メインは違うものの、自然と皆サラダバー付きのセット(おかわり自由)を頼んでいた。ビタミンを欲しているらしい(爆)。皿が来て、サラダバーをセルフで取りに行く。3人とも山盛りてんこ盛りである。そして、食べる。ひたすら食べる。3人とも一皿全て空けるまで、無言で食べ続けていた。そして食べ終わると皆再びサラダバーへ行っておかわり。席に戻って、ふと顔を見合わせ爆笑。こんな場所で野郎3人が、メインのメニューが来る前に無言でサラダを貪り食う絵と言うのはどうなんだろう…?という苦笑いである。これが、後日、「徹夜明け無言でサラダ事件」と呼ばれる出来事の全貌である(笑)。
 食べ終わって満腹になった3人。疲れがどっと出た感じは否めない。この時点で、はや夜9時近くなっていた。松本インターから高速に乗り、諏訪湖SAへ。行きに撮れなかった、夜景を撮るためである。上り線のSAは諏訪湖が一望出来る位置にある。しかも、行きには深夜だったため光があまり無かったが、今度は綺麗な夜景。撮影…と思ったが電池切れ&寒くて外にいるのが辛い。そこそこに終わらせて、出発となった。
 諏訪湖インターからはあじゅの運転。あっきー氏、えーちゃん氏は後部座席で爆睡モードに入った。あじゅもかなり眠かったが、高速モードで一気に相模湖インターへ。ここからは勝手知ったる地元の下道。混んでるところは適当に裏道を抜けて、あじゅ家前に着いた。二人を起こす。いきなりあじゅ家前でちょいとびっくりして起きた二人。挨拶をして別れた。23時40分着。まさに24時間旅行であった。3人の平均睡眠時間は恐らく3時間程度であろう。きつい旅ではあったが、忘れられない旅となった。ある種、一緒に辛さを乗り越えた戦友意識のような感覚を覚えつつ、二人を見送ったのであった。
 

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