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根尾の滝遡行記

−第5章−
『は〜るばる来たぜ!根尾の滝』

根尾の滝前で濁河川を渡河し滝前へ出る。滝を満喫した後は延々と来た道を戻る。 根尾の滝遡行記地図5 根尾の滝
 11:10到着・渡河
 11:30滝前到着
 12:35出発
あまどり岩展望台
 13:05到着
 13:40出発

林道ゲート前駐車場
 14:20到着
 さて、いよいよ滝前への最後の前進である。この辺りは完全に沢自体が日陰で、積雪量も特に多い。自ずと河原歩きで歩く岩は雪に埋もれ、岩なのか河原なのか、はたまた河なのか、全く上からでは分からない。そんな中を進まねばならないので、自然と探り探り進むことになる。近くに滝が見えているのになかなか近付かない。一方、河の中を直進するあっきー氏はじゃぶじゃぶと順調に進んでいる。実に痛快な絵ではある(笑)。
 やはり他の皆も歩きにくいようで、時折足をとられながらの前進。長く伸びきっていた隊列も、もう完全に団子状態である。列と言うよりは塊りになって進む。人が踏んだところならば足元が確認できるので歩きやすいのだが、はやる気持ちは抑えられないと言ったところか。
 と、突如ここであじゅを悲劇が襲う。岩と思って足を載せた雪が突如崩れ、思いっきりズボッと足が埋まる。バランスを崩して、あっきー氏撮影中だったあじゅはカメラごと雪に中へ手を突っ込んで、なんとか河への突入を食い止めた。体制を整え立ち上がるが、カメラは雪まみれ。う〜む…ヤバイか??一応、雪を払って動かしてみたが、特に異常はない。が、かなりびちょびちょ。不安になりつつ、一枚撮ってみたのが、下の曇った写真。それでも、大丈夫そう???
 やがて、鉄製の梯子や橋がかかる大岩を乗り越えたところで、いよいよ滝前へと出てきた。滝前は大きく開けていて、対岸に渡ればかなり広い岩場と中州があって、撮影には事欠かない様子である。ウェダーを履いた先行組は全く難なく渡河していく。れ〜ちゃん女史だけはまだウェダー慣れをしていない様子で、恐る恐る渡河。瀑岐氏、はなごや氏がフォローしている。あじゅは動画モードで撮影開始(笑)。飛び石伝いでほぼ渡り終えるか?という頃、最後にボチャン!決定的瞬間?いい動画が撮れました(笑)。が、れ〜ちゃん女史の名誉のため封印します(爆)。 
突き進むあっきー氏の雄姿
根尾の滝が見える いよいよだぁ〜 あっきー氏の方が正解なのかもしれない コケた代償 最後の渡河ポイント
 あじゅ、えーちゃん氏等は長靴なので、渡河はかなり微妙なポイントだった。この極寒の滝で足は絶対に濡らしたくない。が、ここまで来て渡河しないなんてありえない。ということで、あじゅは迷わず渡河。慎重に浅瀬を探して、何とか通過。えーちゃん氏、Tak氏等も渡河し、滝前へと向かった。たっくん氏はここで渡河を諦めた様子。滝前へは大岩を越えて行く。滝前は開けていて、一同散開して撮影場所の確保にかかった。
 と、瀑岐氏が一同から離れて更に奥へと進んでいく。滝の右側にある高台を目指しているらしい。高台と言っても、人一人が乗れるかな?と言う程度のタワーである。リピーターの強みか、瀑岐氏は手馴れた様子で登って行き、無事台上に姿を現した。下から見てても怖い感じ。
 一方、下でも撮影合戦が始まっていた。例によって三脚がないあじゅは早々と撮影終了。実はこの日、あじゅはえーちゃん氏が新しい三脚を買ったため、古い三脚をもらっていたのである!しかし…結局使うことは無かった。現地までぶら下げて持っては行ったのだが、何となくあじゅのデジカメごときちゃちいカメラを三脚に付けるのも何やら変な気がしたのと、やっぱりあじゅの撮影スタイル(従軍カメラマン…笑)に合わないってのが理由です。いづれ、使う日が来るんでしょうか???今はまだ分かりません。
 同じところで撮ってても面白くないので、手持ち無沙汰になったあじゅは、皆から外れて、滝前に広々と広がる舌状の浅瀬?を歩いて行った。深い新雪。雪の下の様子が分からないので恐る恐る一歩ずつ踏みしめて進む。と言うのも、下が例によって岩なのか河なのか分からないのである。そうまでして行きたかった訳は、下のつららの写真が撮りたかったから。ものすっごいつららで、あじゅの好きなゲーム、某「トゥームレイダー」シリーズに現れそうな景観だったからです。近付いた甲斐があって、下から見上げたつららは大迫力だった。
根尾の滝全景 シャーベットが降ってる状態 高台に上る瀑岐氏 撮影中 巨大ツララ
 撮影を終えて戻ってくると、瀑羅氏も続いてやってきた。瀑羅氏が戻ると続いてあっきー氏。入れ替わりたち代わりである(笑)。瀑羅氏撮影中の様子を瀑岐氏が高台上から撮った写真が下の左端の写真である。あっきー氏の撮影中には、新雪があまりに綺麗だったので、芭蕉の滝探索オフの時にやった雪文字書きアゲインである(笑)。分からない人は芭蕉滝探索遡行記第4章をご覧下さい。この文字書きのいたずらをやっているあじゅをまたまた瀑岐氏が高台上から撮っていた(笑)。どうにかこうにか完成!が、よくよく見ると、「根尾の滝」と書いたつもりが「根屋の滝」になっている…(苦笑)。寝不足だったので許してやって下さい(爆)。
 様々な方向から根尾の滝を撮影し、大満足である。根尾の滝の詳細については、根尾の滝紹介根尾の滝ギャラリーの方にも掲載済みですので、そちらもご覧下さい。雪中での撮影で、長靴の中の足先は痛くて感覚が麻痺してきていた。限界が近付いたあじゅは退散を始めた。えーちゃん氏、Tak氏あたりも退散。先ほどの渡河ポイントを越え、対岸の岩壁の下にあった雪の無い岩場で休憩する。ここで、持ってきたおにぎりを食べて昼食をとった。渡河しなかったたっくん氏に、更にあっきー氏、はなごや氏あたりも戻ってきて合流し、記念撮影である。よく考えたら、今回は集合写真が無い。これが最もそれらしい写真かな?ひとまずご満悦です。但し足はもう痺れてましたが。
 さて、瀑岐氏、れ〜ちゃん女史あたりはまだ戻ってくる気配が無い。さすがに足の痺れに限界を感じたあじゅ、えーちゃん氏は退却を始めた。あっきー氏、渡辺氏、たっくん氏、Tak氏らも続いて退散を始める。えーちゃん氏は落とした軽アイゼン片方を気にしているらしく、足早に退却。あじゅは足先が痛くて、急ごうにも急げない状態だった。
瀑岐氏寄付@ 瀑岐氏寄付A…あじゅイタズラ中 イタズラの跡 瀑岐氏寄付B 記念撮影
 そんなこんなでも歩いて、あまどり岩展望台まで戻る。えーちゃん氏一番乗り。続いてあじゅ。その後はあっきー氏、渡辺氏、Tak氏、たっくん氏、瀑羅氏と戻ってくる。ここで居残り組を待つことにした。暫く待ったが、瀑岐氏、れ〜ちゃん女史、はなごや氏(+1)が戻ってくる気配は一向に無い。しびれを切らしたえーちゃん氏は一人先行して帰っていった。後から聞いた話では、軽アイゼンも気になっていたが、足が冷たくて我慢出来なかったらしい。あじゅもこの時点でかなり限界だった。
 さらに暫く待ってみたが来る気配が無い。歩いているとそれなりに暖まった体も、待っていると冷えてきて足の痛みが増す。さすがに歩き始めることにした。先に行ったえーちゃん氏も気になっていた。瀑羅氏、あっきー氏、あじゅが戻り始める。少し遅れて渡辺氏、Tak氏、たっくん氏も戻り始める。橋まで戻ってもえーちゃん氏の姿は無い。もっと行ってしまったのかな?
 やがて、例のつづら坂に着く。そう…行きに下った恐ろしいほどの坂は、最後の難関となって目の前に立ちはだかるのである。まずTak氏が遅れ始める。続いてたっくん氏。あじゅもつづら折を折り返すたびに休みながらも根性で登る。姿の見えないえーちゃん氏が気になる。熊?なんてことも想像したりしていた。
 やがて坂が終わる。渡辺氏、瀑羅氏、あじゅ、あっきー氏と登りついた。林道へ出てもえーちゃん氏の姿は無い。う〜む…(汗)。駐車場まで辿り着いて、車の陰に人が倒れている。見つけた側はびっくりである。地面にえーちゃん氏が大の字で寝ていた(爆)。途中で軽アイゼンも見つけたえーちゃん氏は順調に一人で帰還したものの、車のキーもないため乗り込むことも出来ず、大の字で寝ていたのである(笑)。再会で安心して、後続の到着を待った。かなり寒かったが、最後の坂のお陰で汗だくである。疲れ果てた。
 暫くして、後続組も到着し、ようやく車に乗り込むことが出来た。ひとまず一息ついた一行であった。
先行帰還を始めるえーちゃん氏
結構険しいかも?
 

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