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芭蕉滝探索遡行記

−第4章−
『これって滝巡りでしたよね(笑)』

芭蕉滝を諦め猫越集落を離れる。一端、湯ヶ島市街に戻る。昼食後、長野川系の不動滝、横乗滝へと向かう。 芭蕉滝探索遡行記地図4 猫越集落(駐車)
 13.00出発

道の駅?(昼食)
 13:05到着
 13:25出発

荒原棚田
 13:45通過
不動滝
 13:55到着
 14:05出発
横乗滝
 14:20突入
 14:35滝前到着
 14:55出発(帰宅)
 車は走り出しましたが、3人とも不完全燃焼。いまいちテンションも上がらぬままとりあえず国道へ出て、道の駅(?)を目指すことになりました。よく考えたらもう昼過ぎ。食事もまだでした。道の駅について、芭蕉の滝前かなんかで食べるはずだったおにぎりを食します。みんなそれぞれに昼食。あじゅは奥さんが作ってくれたおにぎりです(^_^)。食べつつこの後どうするか相談。この辺りの滝はほとんど訪問されているお二人。あじゅは国道沿いと、一部の滝は訪問済みですが、まだ未踏滝もいくつかあり…という状況。そんな訳で、あじゅはここでも二人にお任せ(笑)。今回はおんぶにだっこでした。
 と、ここで金さん氏が見せてくれたのが、いわゆる「金さんのデータベース」。静岡県の滝と題されたこの冊子は、金さん氏がネットで集めた様々な静岡県の滝情報が、滝ごとに細かくまとめられているという代物。あっきー氏と二人で感動しつつ読む(笑)。文中に自分のサイトの文言や地図を見つけ、おぉーっ!とあっきー氏と二人で喜々として読む。聞けば、各県別に全部で47冊あるという。これだけの情報量を集めてまとめるだけでもかなりのエネルギーがかかっていると思われる…。う〜む…やはりあなどれませんね。金さん氏の驚異的な滝巡りスピードと、あじゅもびっくりの一日で巡る滝数とその効率良いルート選択も、こういった下調べの賜物なのだと納得した次第。
 さて、結局近場の滝で不動滝へ行くことになった。あじゅは初見。金さん氏は滝前までは下りていないものの再訪とのことだが、あっきー氏が降り口を教えてくれるということで決定となった。あっきー氏は再訪で申し訳ないですが…(^_^;)。
 一路東へ。こちらはあじゅにとっていやな思い出のある道。2002年の3月に、花粉症を押して伊豆の滝巡りに出掛け、万城の滝を訪れた際、この県道沿いの杉林でくしゃみが止まらなくなり、死ぬかと思うほどに衰弱した現場です。今回は順調に通過(当たり前)。途中で南下し、長野川に沿って進む。やがて目前に荒原棚田の看板が現われました。棚田かぁ〜!と3人で思わず棚田トーク(笑)。思えば、「滝を卒業したら棚田」ネタはここから生まれたのであった(笑)。今思えば写真撮っとけばよかったなぁと後悔。が、本当に棚田にはまってしまいそうで怖い気持ちもあり。今は滝でいっぱいいっぱい…(^_^;)。
 さて、そんなこんなで段々と林道も細くなった頃、あっきー氏が「ここですよ」の一言。見ると道下の沢に堂々たる滝が見える。おぉ!今日初の滝(笑)。もやもやした気持ちは吹き飛んだ。滝上にかかる橋を過ぎ、わさび田横の駐車スペースに車を止めた。
 橋を戻る途中、この橋上にも立派な滝がある。あっきー氏曰く、無名滝とのこと。もったいないなぁ。あじゅサイトでは、無名滝はカウントしていないのですが、これは立派に名を付けてあげたい滝です。
ようやく滝に会える…
無名滝とはもったいない
なかなかの渓流
上から見た不動滝 降り口 おぉ!見事な名滝 水量豊富 この滝の特徴
豪快 絵になる全景 滝壷下も渓流が続く 白い滝 近づくと大迫力
 さて、不動滝です。橋を渡って林道を少し戻り、滝前の斜面を下ります。かなり急で斜面の荒れていますが、木々につかまりつつ下りていきます。滝前には片側だけ堤防があり、この上に下りられます。ここはまさに滝前に位置し、絶好の撮影ポイント。滝は細い落ち口から落ちる水が、その下のせり出した岩に当たって白く砕け散る滝。形も特徴的ですが、水量もそこそこ多くていい気持ち。何より、黒い岩肌と白い水しぶきというあじゅの好みのスタイル。大満足です。不動滝の詳細については、不動滝紹介の方にも掲載済みですので、そちらもご覧下さい。
 ひとしきり撮影し、3人とも今までのもやもやは飛んだ模様。やっぱり滝○カは滝によって癒されるのだと納得。今来た斜面を戻る。下りよりは楽かも。車に戻ると、この先に横乗滝ってのもあるけど行く?と金さん氏。そりゃぁ一も二もなく行きましょう!ってな感じです(笑)。聞けば、あっきー氏も金さん氏も再訪との事だが、話せば話すほど二人の会話が噛み合わない。どうやら、横乗滝へのアプローチ方法が全く異なる様子。あっきー氏はかなり手前から沢に下り、遡行の上で滝前にある魚道を進んで辿り着いたとのこと。一方、金さん氏は林道を行きつき、ここから沢へ降りる最短ルートで魚道前に出た模様。今回は金さん氏のルートで行くことになった。
 林道をぐねぐねと曲がりつつ前進。この辺りはもうかなりの雪で、スタッドレスが気持ちよく踏んでいく。金さん氏は雪踏みを楽しんでいる様子。幾度かの分岐を越え(この辺り、お任せだったあじゅは道の説明が出来ません…申し訳ないです)、金さんの言う降り口に到着。どこかのサイトで調べた入り口らしいが、目印が4つ目(だったかな?)の杉の林とのこと。っていうか…杉だらけ(爆)。どれが4つ目だかさっぱり分からない。それでもこの辺りかな?という金さん氏の記憶に頼り、沢へと降下。魚道前に出る。
 魚道はコンクリート製で、網目状に仕切られていて、この上を歩いて進む。と、前方に早くも滝が見えてきた。気は急くが、魚道が滑りそうで恐る恐る前進。なかなか進まない。それでもどうにか滝前に到着。ふぅ…濡れずに来れた。
 滝は扇状に広がる分岐瀑で、これまた黒い岩肌と白い水しぶき、そして雪とつらら。かなりモノトーンな世界です。まさにあじゅ好み。日本庭園のようなこじんまりとしながらも美しい調和美とでもいいましょうか。水墨画のような世界観を感じる滝です。金さん氏によると、夏よりは水量も少ないとの事。夏来る時とは全く様子も違うんでしょうね。
横乗滝の詳細については、横乗滝紹介の方にも掲載済みですので、そちらもご覧下さい。
魚道を進む
横乗滝だぁ〜
滝前で撮影前の感想戦(笑) 日本庭園みたい つららの階段 黒岩と水しぶき 右側部分
左側部分 落ち口部分 滝壷 モノトーンな世界 まさに庭園風のいい滝
 十分に撮影し、いつものように金さん氏は真っ先に帰還。あっきー氏はいつものようにまだ撮影中。あじゅは…滝前にまるでいたずらしてくれ!と言わんばかりにレリーフのような岩を発見し、早速「よこのり滝」と雪に足跡を残してみた(笑)。幸いにあっきー氏にはバカウケであった(^_^;)。続いてあじゅ帰還。あっきー氏は滝前に忘れ物した!っと戻っていった。結局金さん氏の車内にあったのだが(爆)。
 さて、二つの滝を堪能してあじゅは満足。すっかりお世話になりっぱなしの一日だった。帰りも金さん氏ドライブで帰宅。不覚にもあじゅは少し寝てしまいました。厚木までのドライブは…やっぱり再び滝談義でした。本厚木駅前で金さん氏に下ろしてもらい、電車に乗る。あっきー氏と途中まで一緒に帰った。あっきー氏は金さん氏の車中に耳当てを忘れてしまったと言っていた。あっきー氏が基本的に忘れ物魔だということをここで知ったかも(笑)。
 帰りの電車内、あっきー氏と二人で滝のこと、子供のことなんかを話しつつ、またリベンジですね…と誓い合った。ここで、二人で金さん氏の話題(笑)。金さん氏の養子になりたいねぇ…という話だった(爆)。それほどに、サンダーバードのようにその都度金さん号○号って違う車が出てくるのがうらやましく見えたのだった(笑)。
 あっきー氏とも別れ、一人で帰宅。電車内で自分だけがやけに靴が汚れているのが違和感があったが、恥ずかしいという感覚は無く、むしろ今回の探索行の苦労の証だ…と誇らしげな気分で帰ったのだった。(あじゅらしくない綺麗なオチですいません…苦笑)。
レリーフのような岩だったので…(笑)
 

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